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男性看護師の悩み

男性看護師の女性患者への関わりについて思うこと【清拭や排泄ケア】

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本日は当サイト「看護師辞めたい転職したい」をお読み頂きありがとうございます。
どうも、元看護師のむぎ(@mugiblog)です。

最近は男性看護師の数も増えてきていますが、看護師全体の中での割合はわずか6.5%というデータがあるくらいなのでまだまだ少ないです。
僕自身も男性看護師として働いていた経験があるのですが、女性の患者さんとの関わりというのに難しさを感じていました。

ナースちゃん
性別が違うし、世間的にはまだまだ看護師は女性の職場っていうイメージがあるもんねー。

最近は男性看護師も増えてきているけど、清拭や排泄ケアに関しては仕方がない部分もあるよね。
ナースくん

清拭や排泄ケアなどは女性患者側からすれば普通は女性にやってもらいたいものだし、男性看護師側からしても少しやり辛さを感じてしまうものですよね。
男性看護師にとって、女性患者さんに対する関わりというのは仕事をするうえで向き合わざるを得ない大きな悩みの種ではないでしょうか。

そこでこの記事では、男性看護師の女性患者に対する関わり方について元看護師の僕の考えをお話ししていこうと思います。

男性看護師と女性患者

男性看護師と女性患者については性別が違うというだけでなく、通常は女性が多い中で男性が働いているという世間の目も相まって余計に関わりが難しくなっているような気がします。

実際に看護師として働いていると男性の数は増えてきているし、全然珍しいことではないんだけどね。
ナースくん

ナースちゃん
世間の目が追い付いていないというのはあるよねー。

「看護師は女性の仕事」。

そういった古臭いイメージをいつまでも抱いている人が多いのは男性看護師として非常に残念でなりません。

看護師の歴史を紐解いていくと、看護師の仕事(のようなもの)は元々は男性が担っていたというのをご存じでしょうか。
実は、17世紀のヨーロッパで男性の修道士たちが奉仕活動の一環として行っていたのが看護師の起源と言われています。
ナイチンゲールの活躍によって女性の「職業」という位置付けに代わることになったわけですが、元をたどれば看護師は男性の仕事だったのです。

だからといって世間のイメージが変わるというわけではないんですが、こういった歴史の背景を振り返ると男性が看護師として働くことに意味があるような気がしてきませんか?

女性患者さんに拒否をされたり、女性看護師に女性患者さんの対応を任せることで男性看護師として働くことに自信をなくしてしまう方も多いかと思いますが、気にすることはないのです。

看護師の仕事には男性看護師にしかできない役割もあるし、その役割をしっかりと果たせばいいんだよ。
ナースくん

男性看護師の女性患者への関わりで難しいケースと対処法

ナースちゃん
男性看護師が女性患者への関わりをするうえで、特に難しいケースってあるのかな?

僕が看護師として働いていた頃の実体験も踏まえながらお話ししていくねー。
ナースくん

女性ならではの悩みの相談

女性ならではの身体の悩みや家庭・子育ての悩みなど、男性には聞かれても答えづらい相談を受けることがあります。

患者さんの方から「女性の看護師さんをお願いできますか?」と言われることもあります。

そういった時はその日の受け持ちだからと無理をせずに女性の看護師に代わった方がよいですね。

ぼくたち男性看護師が聞いたところで何もできないですし、ナースステーションに戻って女性看護師に相談して再度患者さんに伝えるという方法もなくはないですがそれは患者さんの不安や不信感を煽ることにつながりかねませんから。

受け持ち患者さんへの対応は「話を聴く」だけではなく「適切な相手に代わる」のも大事なことです。

もちろん男性患者さんへの対応は男性看護師の方が良い場合だってあるわけですし「患者さんの役に立てなかった」と悲観的になる必要なんて全くないんですよ。

「役に立てなかった」ではなくて「他のところで役に立とう」と思うと楽になるよ。
ナースくん

女性患者への清拭や入浴介助

これは男性看護師が女性患者さんと関わる時に感じる一番多い悩みじゃないですかね?

業務分担制の病棟であれば清拭はその日の決まった看護師が行うことになるかと思いますが、基本的にはその日の受け持ち看護師が行う病棟も少なくはないかと思います。
僕自身の経験から言えば、患者さんに断っておけば男性が女性患者さんの清拭を行うのは問題ないかと思います。

ある程度年齢が上の人であればタオルや寝衣をかけてあげて胸や股下などできるところは自分でやってもらえば全然問題ないかと。
患者さんも「仕事だから」と思ってくれているのか、断られることは意外と少ないですし。

ただ、問題は若い女性の場合ですね。

僕は高齢者が多い泌尿器科と整形外科の混合病棟と若い子が多い精神科の病棟を経験していますが精神科で若い子の清拭や入浴介助に入らないといけない時には必ず2名で行っていました。

「若い女性の介助に入って大丈夫なの?」と驚かれそうですが、精神科で暴力があったりする患者さんの場合は10代の子でも男性が一緒に入ることもあるんです。
整形外科の時にも時々若い女性が入院してくることがあったんですが、その場合は清拭はしたことがないです。

基本的には女性の看護師に依頼しますが、たまたまその日の受け持ちで処置を行う際には患者さんに断った上で実施することはありました。
「全然○○さんでいいよー」みたいな感じで驚きましたが今は若い子の方が抵抗が少ないのかもしれませんね。

ナースちゃん
一応、ケアに入る前に女性の看護師に伝えておくといいかもね。都合が合えば代わってもらえるかもしれないし、その方が患者さんも安心するかもしれないからね。

女性患者への導尿

女性患者さんへの導尿ってどこが尿道か分かりづらいので難しいですよね。

術後の患者さんは手術室でバルンカテーテルが入ったまま帰ってくるので泌尿器科にいる時にも女性は中々経験することがなかったのですが、これも先ほどの清拭と同じで患者さんの了承が取れれば行っても問題ないかと思います。

カーテンはもちろんタオルをかけてあげたりして羞恥心への配慮はしないといけませんけどね。

男性の場合は1つしか挿入するところがないけど、女性は偽尿道というものがあって難しいんだ。挿入してみて尿が出るのを確認しないと分からないから注意しておこう。
ナースくん

女性患者との恋愛

僕は若い女性患者さんが少ない病棟だったので経験がないんですけど、あなたはいかがでしょうか。
若い女性患者さんが多い病棟では声をかけられることもあるんですかね?

もしそういった体験談がある方はむぎ(@mugiblog)までよろしくお願いします(笑)

ナースちゃん
まさかの他力本願(笑)

男性看護師の女性患者への関わりについてまとめました

男性で看護師をしている方なら必ずと言っていいほど悩むことになる「女性患者への関わり」。
ただ単に話を聴いたり点滴をするだけならまだしも、清潔ケアや排泄ケアについては悩ましいものがありますよね。

患者さんが受け入れてくれるのは嬉しいけど、自分が躊躇してしまうというか。

1番大切にするべきなのは患者さんなので、まずは患者さんに了承を得る必要があります。
もし了承が得られなければ女性の看護師に代ればいいですし、了承が得られた場合でも一応女性看護師に報告して実施すれば安心ですね。

ナースちゃん
患者さんも、同僚も不安に思うようなことはしたくないよね。

特に新人の場合は「報・連・相」を意識して。そうすればいざという時に自分の身を守ることにもつながるからね!
ナースくん

羞恥心には最低限配慮する必要があります。
あなたが患者として入院したことを想像すれば、いくら男性だからといってカーテンを閉めないまま処置をされれば腹立たしいですよね。

ただ、考え過ぎる必要もないと僕は思っています。
考えすぎても自信を持ってケアを行うことができないし、患者さんにも伝わります。

大事なのは患者さんの気持ち。

それさえ意識していれば、間違うこともないし悩むことも少なくなるかもしれませんよ。

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  • この記事を書いた人

むぎ

当サイト「看護師辞めたい転職したい」の管理人。看護師として大学病院に新卒で入職するも3年で一度転職を経験。1年間は別の病院で働いて看護師として働く自分に違和感を感じ、現在は保健師をしています。 転職等で相談があればTwitterなどで気軽に絡んでもらえると喜びます。

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